過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 23:55:03.69 ID:9u61GnnE0
もうっ、お願いだから止まってよ!

こんな顔見られたら、恭介にバレちゃう。

恭介の言ったことはその通りですって、間違っていませんって。

バレちゃうじゃん。

だから涙を止めろよあたしのバカ!

さやか「それと……僕はずっと気になってることを今聞こうと思う。今じゃなきゃ駄目なんだ」

これ以上、何が聞きたいっていうの。

それより、早く否定しなきゃ。

そんなわけないじゃんって、笑って言わなきゃ。

これ以上、あたしの決心を揺らさないで。

さやか「さやかはどうして、僕がバイオリンを弾けるようになるって言ったんだい。しかも、入れ替わりが治っても治らなくてもって」

恭介「――っ!!!」

駄目だ、決定的だ。

恭介は腕が治ってもただの奇跡だとは思わない。

絶対にあたしが何かしたんじゃないかと疑う。

魔法少女だなんて気付かなくても、あたしのせいだと思ってしまう。

それじゃああたしの決意がブレる。

恭介の恩人になれたって、きっとどこかで傾く。

そんなのマミさんの言ってた魔法少女じゃない。

転校生と何も変わらない。

独りよがりの魔法少女だ。


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