過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
↓ 1- 覧 板 20
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 23:55:03.69 ID:9u61GnnE0
もうっ、お願いだから止まってよ!
こんな顔見られたら、恭介にバレちゃう。
恭介の言ったことはその通りですって、間違っていませんって。
バレちゃうじゃん。
だから涙を止めろよあたしのバカ!
さやか「それと……僕はずっと気になってることを今聞こうと思う。今じゃなきゃ駄目なんだ」
これ以上、何が聞きたいっていうの。
それより、早く否定しなきゃ。
そんなわけないじゃんって、笑って言わなきゃ。
これ以上、あたしの決心を揺らさないで。
さやか「さやかはどうして、僕がバイオリンを弾けるようになるって言ったんだい。しかも、入れ替わりが治っても治らなくてもって」
恭介「――っ!!!」
駄目だ、決定的だ。
恭介は腕が治ってもただの奇跡だとは思わない。
絶対にあたしが何かしたんじゃないかと疑う。
魔法少女だなんて気付かなくても、あたしのせいだと思ってしまう。
それじゃああたしの決意がブレる。
恭介の恩人になれたって、きっとどこかで傾く。
そんなのマミさんの言ってた魔法少女じゃない。
転校生と何も変わらない。
独りよがりの魔法少女だ。
234Res/164.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。