過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/14(火) 00:55:30.52 ID:aJ5xOQ6M0
さやか「さやかの体が僕の思ってた以上に成長してた」
ドキっとした。
心臓の音が周りの音をかき消すくらい大きく、うるさくなっていく。
でも、恭介の声だけはこれでもかというくらい鮮明に聞こえる。
さやか「こういうとなんか変態っぽいけど、事実なんだ。ずっと男子だと思ってたさやかが、すっかり女子になってたんだから」
顔が燃えていきそうなのが分かる。
そよ風程度じゃこの熱は全く持って収まらない。
でも、どこか心地いい。
さやか「それで昨日の志筑さんの告白を聞いて、さやかに宣戦布告をするような話を聞いて、僕は考えるようになった」
息切れがする。
うまく呼吸が出来ない。
でも、意識ははっきりしている。
さやか「さやかは僕にとって本当にただの幼馴染なのかなって」
やっぱり逃げよう。
右腕だけでも頑張ればいけるんじゃないかな。
こんな顔、これ以上見せられない。
さやか「だから聞かせてほしい。さやかはどう思ってるのか……何を知ってるのか」
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