過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/11(土) 22:15:29.13 ID:flz/a+mq0
恭介「母さんから?」
さやか「みたいだね」
恭介「うわちゃぁ、こういう時に限って今日は早いんだもんなあ。多分帰ってくるのが遅いっていう電話かな……」
さやか「とりあえず出るね。も、もしもし?おばさんですか?」
恭介「うぉい!?」
さっきもそうだったけど、恭介はアドリブに弱いというか、演技がまるで駄目な気がする。
本当に大丈夫なのかな。
さやか「いや、ごめんなさい嘘です!間違えました!えっと……」
恭介「母さん」
さやか「母さん!そう、母さんね……それで、どうかしたの?うん、今は……そう、恭介君の病院で……あ、いや、恭介!恭介の病院!
分かった。今から帰るから……うん、じゃあね」
電話を切って恭介は深いため息をついた。
冷や冷やしたのはこっちだよって言いたいけど、これ以上恭介に言っても駄目な気がした。
今日一日で、色々と起こり過ぎているのだから。
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