過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 11:18:22.63 ID:Dgfk4HX70
病室の扉を開けると、朝よりさらに憔悴した自分がいた。
中身はさやかだけど。
さやか「大丈夫かい」
恭介「あぁ、おかえり……もうね、さやかちゃん参っちゃったよ……」
さやか「リハビリ、大変だっただろう」
恭介「何をどうすればいいのか全然分かんないのにさ、いきなりなんて出来るわけないじゃん!恭介ほんとに毎日やってたの!?」
さやか「毎日やってたよ」
恭介「凄すぎ……名前なんて言ったかな、あのゴリラみたいな人……あの人見た目ほど怖くないね」
さやか「あはは、あの人は以外と優しいからね」
恭介「それで、どうだった?CDは見つかったの?」
さやか「いやぁ、それが探してみたんだけど見つからなくて……」
恭介「そう、なんだ……なら、仕方ないね」
顔は笑っているけど、心なしか声は残念がっているように見える。
期待していたのだろうか。
……いや、変に考えるのはよそう。
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