過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/11(土) 20:47:40.81 ID:flz/a+mq0
さやか「やっぱり痛い……夢、じゃない」

恭介「あんたねえ!いきなり人の……うん?」

さやか「ねえ、まさかとは思うけど、さやかだよね?」

恭介「え、いや、だって、あたしはそこに……」

いや、分かってる。

あたしがいる位置とかベッドから見える景色とかで、なんとなく察しがついてた。

あたしは今、恭介がいたベッドにいる。

さやか「やっぱり、この体はさやかだよね?声も、鏡ないけど多分顔も、さやかになってるよね?」

恭介「なってる……と、いうことはまさか」

さやか「……僕が今、僕のベッドで寝てるよ。僕はここにいるけどね」

意味は分からないけど、事態は分かる。

だってあたしもきっと今同じ状態だから。

恭介「確認するけど、あたしは美樹さやかでいいんだよね」

さやか「僕は上条恭介……のはず」

恭介「で、顔……っていうか、体は?」

さやか「上条恭介、だね。僕は?」

恭介「うん、美樹さやか、だね」

まあつまり、要するに、入れ替わってしまったということか。

さや恭「なんじゃそりゃぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」


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