過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 15:29:17.96 ID:Dgfk4HX70
キュゥべえ『僕の声が聞こえるということは、君の魂には素質がある』

そうだ。

あたしはたった一度の奇跡を願おうと決めていた。

恭介が錯乱した時、あたしの命を懸けて恭介の腕を治すつもりだった。

その後の事件で忘れていたけど、まだ何かを諦めるのは早い。

恭介「キュゥべえあたしが分かる!?美樹さやかだよ!」

キュゥべえ『そうか、やっぱり君の魂はさやかのものなんだね。ということは、さやかの体にあった魂はその体の持ち主の物かな』

恭介「恭介に会ったの?」

キュゥべえ『まどかと一緒にいたら偶然見つけたよ。ただ、僕を見ても反応が無かったし、声を掛けても無視をされた
      不思議に感じてよく見れば、魂がさやかのものじゃなかったんだ。それなら僕の存在に気が付かないのも当然だよね』

恭介「じゃあ、一応魔法少女のことはバレてないんだ……良かった」

キュゥべえ『ところが残念だけど、まどかが頭の中で呼びかけてしまったんだ』

恭介「は、はぁ!?」

キュゥべえ『僕が止めたのはまどかが声を掛けた後だった。僕が事情を説明したら、やめてくれたけどね』

恭介「事情って……」

キュゥべえ『あれはさやかの体だけど、魂はさやかのものじゃない気がするから、迂闊に会話しない方がいいってね』

最悪だ。

よりによってこんなに早くまどかに知られることになるなんて。

それだけじゃない。

恭介も下手したら魔法少女の存在に気付いてないまでも、あたしが隠し事をしてたことに気付いただろう。


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