過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 19:45:36.47 ID:Dgfk4HX70
仁美「あら、今日はご飯なしですか?」

さやか「えーっと、そうなる、かな」

まあ、一日ぐらい食べなくても死にはしないだろう。

あれだけの事故に遭っても生きていられたんだ。

まどか「じゃあ、私のお昼分けてあげる」

さやか「あ、ありがとうまどか!」

仁美「では私も」

さやか「仁美もありがとう!」

全く、さやかはいい友人がいて羨ましいな。

思えば僕に友人と呼べる人間が何人いただろう。

今も昔も、ずっとバイオリンに集中していたから、友達付き合いというのが少し苦手ではある。

事故に遭った頃、何人かはお見舞いに来ていたがそれもすぐに終わった。

お見舞いによく来てくれているのは、結局さやかだけなんだよなあ。

まどか「はい、これあげる」

さやか「ん、これおいしいね!」

まどか「えへへ、パパも喜んでくれるよ」


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