過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 20:14:41.29 ID:Dgfk4HX70
ユウカ「どうよ、今日は先手を打ってみたわよ!なはははは!!」
さやか「……」
ユウカ「ははは……なによ、今日は反撃してこないの?」
多分、普段のさやかなら即反撃するだろう。
でも今はさやかではなく僕なのであって、流石に下着姿の女子の体に触れるのはどうなんだろうか。
さやか「ば、馬鹿なことやってないでさっさと着替えなよ」
ユウカ「なによー、つまんないわねー」
無論、駄目に決まっている。
誰よりも遅く着替え始め、誰よりも早く更衣室を後にした。
体育の授業自体は久しぶりすぎて体が動かなかったが、こういう感覚は久しぶりだったから悪くない。
その後は何事もなく、無事放課後になったので、僕はよく一緒に遊んでいるという二人に断りを入れて病院に行くつもりだった。
ところがどうやら、鹿目さんも用事があるらしく、今日はここで解散となった。
玄関を出て、病院に向かう道を行く。
まどか「ねえさやかちゃん」
さやか「あ、あれまどか、今日は用事あったんじゃないの?」
まどか「だから、一緒に行こうと思って」
だから、とはどういう意味だ?
このままさやかのいる病室まで一緒に来るのだろうか。
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