過去ログ - エルフ「私は死にたい」旅人「俺は生きたい」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 03:24:33.90 ID:4XvL6raG0
旅人「悪いが そちらが期待しているような物はこれ以上持っていない」

魔物「ウソつくこたねーよ。あ、でももしかしてこの街に来る途中で全部切らした?」

旅人「いや……」

奴隷商「とにかくな、金だけじゃエルフを売る事はできねぇぞ」

奴隷商「何なら奥にいるオークのガキで手を打ってもいいんじゃないか? 具合はきっと悪くないよ」

エルフ「外道…」


また、いや次は砂が投げられた。口の中がジャリジャリでいっぱいだ


旅人「わかった。それなら そのオークとエルフを買いたい」

奴隷商「…………何だって?」

旅人「オークのガキとエルフも」

奴隷商「欲張りだね お前さん……そういう返事を聞きたかったわけじゃないよ」

奴隷商「もし、食料と水を渡すのならオークもおまけしてやるから……ほら、早く」

奴隷商「俺もそろそろ街を出るんだ。だからお前さん同様 食いもんやらが欲しい」

旅人「ないと言ったらない。荷物を見てみろ」

魔物「…………お、おぉい。ほとんど空じゃねーか」

奴隷商「なら、早くその金持って帰れ――――――」

エルフ「このっ!!」

奴隷商「わっ!? 何すんだてめぇ!!」


手首にも枷はされているが、物は投げられる。石なら適当に投げて当たっても十分痛められるのだ

足元に落ちていた石を次々と奴隷商目掛けて投げつけてやった

もちろん、彼は激怒して私を鞭で打ったわけだが



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