過去ログ - エルフ「私は死にたい」旅人「俺は生きたい」
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78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:20:43.81 ID:82Db84B+0
エルフ「わー……かわいい服ですねー……」  店長「へへ、そう思うだろ?」

店長「客が俺に譲ってくれたもんだ。過去に 人間たちが奉公させる女へ着させていた物らしいぜ」

店長「お前さん どっちかっつーと人間寄りの体系してるからよ。こいつならピッタリいくだろう?」


確かにサイズはさっきのユニフォームよりは合いそうだ。それでも私には少し大きめだが

また文句を言ってこれ以上彼の機嫌を損なわせるわけにもいかない。妥協しよう


旅人「…………俺は絶対にその服には着替えん」  エルフ「え?」

店長「……本物のアホか てめェーはっ! 誰が男にこんなフリフリなドレス着させるかよ!!」

旅人「では、俺はどうしたらいい。もうこのままでいいだろう……」

店長「っー……お前は裏に回って洗い物と運びの仕事を頼むよ」

旅人「了解した」

店長「エルフの嬢ちゃんは接客を。そいつに着替えて笑顔振りまいてりゃ馬鹿どもが集まってきてくれるだろうさ」


満面の笑みを浮かべてそう言うが、もしそうなれば私はとても困る

自分も洗い物をと頼むが 一言目には却下が下った

あんな柄の悪い連中相手に笑顔でいろだなんて無茶すぎるだろう…


店長「それじゃあ俺とこっちの兄ちゃんは出てくから早く着替えるんだぞ」

エルフ「あ、はい……」

エルフ「それにしても こんなオシャレな服初めてかも」


最近は専ら安布で縫われたボロボロな服ばかりを着せられていた。奴隷として扱われていたのだし、それはまぁ当然と言えばそうなのだろう

店長から渡されたこの服は比べものにならないぐらい見栄えも良く、肌触りも中々悪くない

ただ一点、少し『可愛いすぎる』欠点?のみが それへ着替えることを躊躇させた

もっと無難な奉公人の服を作れなかったのか、人間は



エルフ「ボタン無駄に多い…………」ポチ、ポチ



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