過去ログ - エルフ「私は死にたい」旅人「俺は生きたい」
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80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:23:09.75 ID:82Db84B+0
「おい 注文。こっちに早く」  「エルちゃ〜ん?」  「水頼んだんだが」

エルフ「は、はいっ! 今行きますからぁー!」


急に注文が多くなっていないか

あっちへバタバタ、こっちへバタバタ。さっきから振り回されっぱなしである

中には唐突にどうでもいい話を振ってくる客やいやらしいボディタッチをしてくるのも

今どれぐらい時間が経った? …まだ1時間も過ぎていないじゃないか


「ヘヘヘ……」グイ

エルフ「うわっ!?」


何かに躓いて私は派手に転んでしまった。同時にトレイに運んでいた水や料理が床へ散乱し、テーブルにはもちろん。客の頭にもかましてしまった…


「おいおいーーー? 大丈夫かよ? 慌ただしい娘だねぇ」

エルフ「す、すみませんでした!!」  「俺にはどう謝るつもりなんだよ!?」

エルフ「ごめんなさいっ、本当に、すみません! ……すぐに片付けます」


雑巾を借りに店長の元へ駆け寄ると


店長「悪戯されちゃってるなぁー……あんまり舐められんよう気をつけな」

エルフ「えー……」


愛想良くだったり、舐められない様にだったりと難し過ぎる

誰かと接することは苦手ではなかったが、これはトラウマになりそうだ

ナナシは今何をさせられているのだろう。と思っていると 突然奥の方で食器が割れた音が聞こえた


店長「あ、あいつ また皿割りやがった!! おいっ!!」

店長「ハァ……お前からも何か言ってやってくれよ。不器用すぎないか あの男」

エルフ「そんなことは……――――――あっ」

エルフ「文句ついでに少し様子見てきます」  店長「時間かけんなよー」


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