過去ログ - 透華「活きのいいのを見つけましたわ!」純「なんだか悪寒が・・・」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/13(月) 20:27:40.96 ID:66/cPmyI0
しかし数々の勝負で培った観察眼を持ってしても、冗談や駆け引きで言っているようには見えない。

その顔に有るのは負けることなど微塵も考えていない純度100%の自信と、
自分以外の誰かのために全力を尽くすという真摯さだけだった。

純「あー…っと、一応オレもギムナジウムの生徒でさ。規則が厳しいことで有名な学校なんだが・・・」

透華「それなら心配ナッシング!先ほど学舎と市庁舎に寄ったついでに話は通して来ましたわ!
既に編入手続きの書類は揃えてあります。あとはご両親の承諾とあなたのサインがあれば、
それでチョチョイのパッパと完全完了ですわ!」

バン!とテーブルにいくつかにまとめられた書類の束を放り出す。
そこには理事長やら校長やら寮長やら市議会長やら、お偉いさんの名前が1ダースほど揃っていた。

純(・・・この女、マジでヤバい・・・)

こんな冷や汗をかくのはいつ以来だろうか。
しかしこの緊張感も久しく感じていなかったものだった。



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