過去ログ - 透華「活きのいいのを見つけましたわ!」純「なんだか悪寒が・・・」
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/13(月) 21:01:09.02 ID:66/cPmyI0
どうも出国時間のアタリをつけて待っていたらしい、父の姿がそこにあった。

純パパ「帰りの便がちょうど近かったのでな」

妙に言い訳がましく一度咳払いをしてから父は続ける

純パパ「純、お前が決めたお前の人生だ、好きにするがいい。私はここで私の務めを果たすだけだ、
そこにはお前の父という務めも入っているがな。お母さんにも言っておく。
気丈に振舞っていてもあれは心配症だから、たまには顔を見せに帰ってきてやれ」

純パパ「・・・それと、日本に行ったら爺さんの墓参りを忘れるなよ。
お前に似て大食らいだったから、お供えの饅頭は多めに持っていけ」

純「・・・ああ、世界チャンピオンになって帰ってくるわ」

ニッと笑い片手を上げながら幾分軽くなったように思えるバッグを担いでゲートをくぐる。
今度は振り返らなかった。

頃はクリスマス、新生龍門渕高校麻雀部が長野県予選において
衝撃的なデビューを果たすのは、これから半年後のことである。


おわり



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