過去ログ - 月火「どういたしまして、お兄ちゃん」
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22: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:07:55.97 ID:umtb6G240
月火「ひっ」

水が冷たかった。 いつも顔を洗うのにはお湯派なんだけれど、まだお湯にはなりきっていなかったみたい。

月火「……今日の運勢、チェックしておかないと」
以下略



23: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:08:28.98 ID:umtb6G240
火憐「お。 お目覚め月火ちゃんだ」

月火「うん。 すっきり月火ちゃんだよ」

火憐「さっぱり月火ちゃんだぜ」
以下略



24: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:09:06.06 ID:umtb6G240
月火「お兄ちゃんは相変わらず、朝に弱いなぁ」

火憐「んまあ、昨日は帰りが遅かったらしいし。 まだ寝かせてあげても良いんだけどな」

月火「駄目だよ火憐ちゃん、そんな甘やかしたら。 朝は朝。 夜は夜だよ」
以下略



25: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:09:33.29 ID:umtb6G240
で、火憐ちゃんと私とで、お兄ちゃんの部屋の前。

火憐「兄ちゃん、入るぜー」

そう言い、火憐ちゃんがドアを開ける。
以下略



26: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:10:06.95 ID:umtb6G240
火憐「あれ? 兄ちゃん?」

ん? どうしたんだろ?

先を行った火憐ちゃんが、何故か足を止める。
以下略



27: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:10:44.35 ID:umtb6G240
嘘だぁ! あのお兄ちゃんが起きているだなんて、殆どあり得ないよ!

それこそ正しく、奇跡みたいな確率だ!

そう思って、火憐ちゃんの後ろからなんとか顔を出し、お兄ちゃんのベッドを確認。
以下略



28: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:11:26.90 ID:umtb6G240
ベッドの上に座り込んで、膝を抱えている。

もしかして、新しい寝相なのだろうか?

……こう言っちゃあれだけど、何だか新手のお化けみたい。
以下略



29: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:11:53.46 ID:umtb6G240
暦「……起きてるよ」

とだけ、ぽつりとお兄ちゃんは漏らす。 私達の方には、顔も向けず。

火憐「んだよ。 そうならそう言ってくれよ」
以下略



30: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:12:19.89 ID:umtb6G240
というか、昨日の夜からだ。

そうだ。

私はそれを忘れようとしていたんだ。
以下略



31: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/16(木) 13:12:56.62 ID:umtb6G240
火憐「元気ねえなぁ! 朝だからってテンション下がりすぎだろ!」

火憐「そんなんで敵が来たらどーすんだよ! 兄ちゃん!」

月火「ちょ、ちょっと火憐ちゃん。 来て来て」
以下略



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