過去ログ - 月火「どういたしまして、お兄ちゃん」
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839: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:01:37.93 ID:f/UYkWEU0
この話は火憐と月火の話が終わって、少し経った後の話。

一つの大きな転換点。 それとも終着点か。 はたまた、ただ躓いただけかもしれないけど。

とにかく、それが終わってから一ヵ月後の話だ。
以下略



840: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:02:05.14 ID:f/UYkWEU0
あの日は確か、平均的に見たら暑い日の事だったと思う。

いつも通り、僕が学校を終えて家に帰り。

火憐は道場に向かっていき。
以下略



841: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:02:33.02 ID:f/UYkWEU0
まあ、こんな話は妹達には絶対に出来ない。 むしろ、戦場ヶ原にでさえ出来ない。

忍にさえ、出来ない話。

いや、そもそも忍は全ての事実を知っている可能性があるけれど、敢えて僕にその話題を振らないという事は、そういう事なのだろう。
以下略



842: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:02:59.16 ID:f/UYkWEU0
あいつがたとえ、頭を下げて頼んだとしても、僕は断ると思う。

胸を好きなだけ揉ませてあげると言われたら、その時は折れよう。

……冗談だ。 僕にはそんな度胸は無いし、羽川も本気でそんな事は言わないだろう。
以下略



843: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:03:40.57 ID:f/UYkWEU0
ていうか、結局前置きが随分と長くなってしまった。

冒頭で唐突に始まるとか言っておきながら、このザマである。

ま、良いか。 それについては文句を言われたら、返す方法も考えてあるし。
以下略



844: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:04:22.91 ID:f/UYkWEU0
九月二十四日。 夕方。

僕は玄関で正座をしていた。

一応断っておくが、誰かの指示という訳では無い。 勿論、戦場ヶ原の命令という訳でも無い。
以下略



845: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:05:05.40 ID:f/UYkWEU0
時間的に、そろそろだとは思うんだけど。

なんて事を丁度考えた時、玄関の扉が開く。

月火「ただいま……ってまた居るし!」
以下略



846: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:05:41.90 ID:f/UYkWEU0
暦「ああ、次から気をつける」

ちなみに、月火のこのリアクションが見たくて毎度真っ暗の中で待っているのは秘密だ。 それと月火の怖がりを治してやろうという、優しさなんだなこれが。

この妹達を待つという行為が日課。
以下略



847: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:06:07.37 ID:f/UYkWEU0
僕にも僕でやる事があるし。 勉強とか。

で、こいつら二人が帰ってくる大体の時間は把握しているので、それに合わせてこんな感じで待ち構えているという訳だ。

月火「それ、前回も聞いた台詞だけど……」
以下略



848: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:06:41.94 ID:f/UYkWEU0
月火「私としては全く良くない」

と、一瞬だけ怒りそうになった月火だったが、すぐにそれを収め、口を開く。

月火「……えっと、火憐ちゃんももうすぐ帰ってくると思うよ」
以下略



849: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:07:14.23 ID:f/UYkWEU0
月火「いや、別に私と火憐ちゃんはそれを望んではいないけどね」

暦「お前達の意思など知らん! 僕は僕が思うようにやるだけだ!」

月火「格好良い様に聞こえるけど、実際の行動はとっても格好悪いよね」
以下略



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