過去ログ - 月火「どういたしまして、お兄ちゃん」
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843: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:03:40.57 ID:f/UYkWEU0
ていうか、結局前置きが随分と長くなってしまった。

冒頭で唐突に始まるとか言っておきながら、このザマである。

ま、良いか。 それについては文句を言われたら、返す方法も考えてあるし。
以下略



844: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:04:22.91 ID:f/UYkWEU0
九月二十四日。 夕方。

僕は玄関で正座をしていた。

一応断っておくが、誰かの指示という訳では無い。 勿論、戦場ヶ原の命令という訳でも無い。
以下略



845: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:05:05.40 ID:f/UYkWEU0
時間的に、そろそろだとは思うんだけど。

なんて事を丁度考えた時、玄関の扉が開く。

月火「ただいま……ってまた居るし!」
以下略



846: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:05:41.90 ID:f/UYkWEU0
暦「ああ、次から気をつける」

ちなみに、月火のこのリアクションが見たくて毎度真っ暗の中で待っているのは秘密だ。 それと月火の怖がりを治してやろうという、優しさなんだなこれが。

この妹達を待つという行為が日課。
以下略



847: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:06:07.37 ID:f/UYkWEU0
僕にも僕でやる事があるし。 勉強とか。

で、こいつら二人が帰ってくる大体の時間は把握しているので、それに合わせてこんな感じで待ち構えているという訳だ。

月火「それ、前回も聞いた台詞だけど……」
以下略



848: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:06:41.94 ID:f/UYkWEU0
月火「私としては全く良くない」

と、一瞬だけ怒りそうになった月火だったが、すぐにそれを収め、口を開く。

月火「……えっと、火憐ちゃんももうすぐ帰ってくると思うよ」
以下略



849: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:07:14.23 ID:f/UYkWEU0
月火「いや、別に私と火憐ちゃんはそれを望んではいないけどね」

暦「お前達の意思など知らん! 僕は僕が思うようにやるだけだ!」

月火「格好良い様に聞こえるけど、実際の行動はとっても格好悪いよね」
以下略



850: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:07:41.61 ID:f/UYkWEU0
月火「もし良かったら、お茶とか淹れてこようか? 正座も辛そうだから、座布団持ってくる?」

哀れまれていた。

暦「別に僕は反省しているからこうしている訳じゃないんだぜ、月火ちゃん。 それに必要なら自分で盗って来るから問題無い」
以下略



851: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:08:08.90 ID:f/UYkWEU0
何が良いんだか。

ちなみに、これは言っておくべきなのかは分からないが、うちには座布団なんて無い。

暦「つうか月火ちゃん。 お茶で思い出したけど、そういやお前茶道部だったんだよな。 うっかりしてるとその設定は忘れてしまいそうになるぞ」
以下略



852: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:08:38.05 ID:f/UYkWEU0
僕がそう聞くと、月火は首を傾げながら答える。

月火「うーん。 特に実のある内容では無いかな」

暦「正座しながら、お茶を淹れたり?」
以下略



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