過去ログ - 月火「どういたしまして、お兄ちゃん」
1- 20
852: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:08:38.05 ID:f/UYkWEU0
僕がそう聞くと、月火は首を傾げながら答える。

月火「うーん。 特に実のある内容では無いかな」

暦「正座しながら、お茶を淹れたり?」
以下略



853: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:09:06.42 ID:f/UYkWEU0
足痺れるじゃんって。

いや、そりゃそうかもしれないけどさ。 だったら何してるんだよ、その茶道部。

月火「皆で寝そべって、お茶を飲んで、お茶菓子をつまみながら談笑って感じだね」
以下略



854: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:09:34.19 ID:f/UYkWEU0
暦「お前は休日のおっさんか!」

月火「雑誌を見ながらぐだぐだしてるよ」

暦「大分手遅れだな!」
以下略



855: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:10:01.87 ID:f/UYkWEU0
月火「それじゃ、私はお風呂入ってくるね」

暦「おう」

月火「入ってこないでね?」
以下略



856: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:10:50.22 ID:f/UYkWEU0
暦「……まあ、今日は行かないよ。 安心しとけ」

月火「安心しとけって言う辺り、自分の行動が嫌がられているってのには自覚があるんだね」

暦「ああ、一歩でも動いたら忘れるけども」
以下略



857: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:11:16.17 ID:f/UYkWEU0
笑いながら、月火は風呂場の方へと向かって行った。

その笑顔が恐ろしい。 明日、僕は無事でいられるのだろうか。

なんて、そんな事を危惧していた時。
以下略



858: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:11:42.12 ID:f/UYkWEU0
元気良いなぁ。 一時間走ってきたとは思えない程の元気さだ。 忍野でも引くレベルの元気の良さだよな。

あいつだと多分「元気良すぎだよぉ。 良い事でもあったのん?」とか言いそうだな。

なんとなく、忍野をお姉キャラにしてみたんだけど、ただ気持ち悪いだけだな。 やめよう。
以下略



859: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:12:16.51 ID:f/UYkWEU0
火憐「んん? って事は月火ちゃんは帰ってきてるのか。 おーい! 月火ちゃーん!」

暦「今は風呂に入ってるぞ。 一歩遅かったな」

火憐「なーんだ。 んじゃあ、あたしも入ってこようかな」
以下略



860: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:12:58.49 ID:f/UYkWEU0
暦「月火ちゃん自身が言っていたんだよ。 入ってくるなって」

火憐「へえ。 でもさ、それって兄ちゃんに言ったんじゃねえの?」

ご名答。 間違いなくあれは僕に対して言った言葉だろう。 僕じゃないとすると、月火は見えない何かに話しかけているという、大分可哀想な子になってしまうから。
以下略



861: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:13:26.87 ID:f/UYkWEU0
暦「かもしれない。 でも違ったらどうするんだ?」

火憐「違ったら……」

暦「月火ちゃんは怒るだろうよ。 なんで入ってくるなって言ったのに入ってきたんだ! って」
以下略



862: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:14:00.26 ID:f/UYkWEU0
勿論、あれは僕に対して言っただけだから、火憐が入っても何も問題無いだろうけど。

ただ、僕をここまで正座させて待たせた火憐に意地悪がしたくなっただけである。

そもそも僕が正座している事自体が、僕の意思だとさっきは月火に言ったけれど、あれはもう忘れた。
以下略



958Res/338.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice