過去ログ - 月火「どういたしまして、お兄ちゃん」
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867: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:16:36.49 ID:f/UYkWEU0
暦「吠えろ吠えろ。 お前じゃ僕には勝てねえよ」

火憐「おっし、行くぜ。 準備は良いな?」

ふはは。 この馬鹿な妹に現実を教えてやる良い機会だ。
以下略



868: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:17:03.04 ID:f/UYkWEU0
それでは、勝負開始。

負けた。

秒殺と言うよりは、瞬殺だった。
以下略



869: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:17:52.45 ID:f/UYkWEU0
火憐「まあ、別にあたしは不公平な勝負だっと言いたい訳じゃねえよ? むしろ、勝つ為には手段を選ばない兄ちゃんのやり方は、ありだと思うぜ」

火憐「中には卑怯って言う奴も居るだろうけどさ、全力を出さないで負けて言い訳する奴よりかは、全然卑怯じゃねえよ」

どこまでも格好良い僕の妹だった。
以下略



870: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:20:49.39 ID:f/UYkWEU0
月火「あれ、火憐ちゃん帰ってきてたんだ。 おかえり」

声の方を見ると、頭にタオルを巻いた下着姿の月火。

暦「お前、一応玄関なんだからさ、服は着とけよ」
以下略



871: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:21:31.87 ID:f/UYkWEU0
月火「それにしても、何してるの?」

火憐「え? いや、あたしは風呂に入りたかったんだけどさ、月火ちゃんが入ってくるなって言ってたって兄ちゃんが言うから、こうしてここで暇潰しって訳なんだよ」

月火「私がいつそんな事を言った。 お兄ちゃん」
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872: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:21:57.55 ID:f/UYkWEU0
暦「そんなのはどうでも良いけどさ、月火ちゃん。 ちょっと頼みがあるんだ」

月火「どうでも良いって……え? 頼み? 頼みだなんて、もう仕方ないなぁ」

あれ以来、月火は頼みがあると言うとやたら嬉しそうにする。 それを都合良く使う僕は大分賢いと思う。
以下略



873: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:22:25.22 ID:f/UYkWEU0
暦「簡単な事だよ。 僕と腕相撲してくれ」

月火「お兄ちゃんと? 別に良いけど」

よし、勝負開始だ。
以下略



874: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:22:56.11 ID:f/UYkWEU0
火憐「大人げねえな……」

暦「悪いが僕はまだ子供だ。 ギリギリな」

月火「ま、別に腕相撲で勝てても何も貰えないし。 お兄ちゃんがやりたいならいくらでもやってあげるけど」
以下略



875: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:23:36.53 ID:f/UYkWEU0
暦「ん? それについては、さっき火憐ちゃんが説明してただろ?」

月火「いやいや、そうじゃなくって。 腕相撲の理由だよ。 どうして腕相撲?」

火憐「あー。 それはだな、月火ちゃん。 兄ちゃんが弱くないと思い込んでるから、思い知らせてやったって事なんだよ」
以下略



876: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/05/29(水) 13:24:08.75 ID:f/UYkWEU0
暦「あ? なんだよ月火ちゃん、負け惜しみか?」

月火「違う違う。 単純な理由だよ」

暦「単純な理由? 何だよそれ」
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