140: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:23:24.48 ID:zRpkF4zAO
ハンナ「あと・・・・・・少し・・・」ビュッ
最後のワイヤーが打ち出された。
壁の頂点スレスレの位置にアンカーが刺さる。
その音に気付いたのか、壁の上から二つの顔が覗いた。
駐屯兵だ。
駐屯兵A「んっ? 誰か登ってくるぞ。」
駐屯兵B「訓練兵か。おぉい、君! 大丈夫か!?」
ハンナ「は、はい・・・大丈夫です! すぐに登り切ります!」
ワイヤーを巻き取り、ガスを一気に噴射した。
全身の筋肉が軋むが、この苦痛もこれが最後だ。
244Res/129.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。