191: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/17(金) 08:17:45.33 ID:Z02gmNmAO
この疲労感に身を委ねれば、今宵の頑固な神経も眠らざるを得ないだろう。
ジャイアンは踵を返して避難所の建物へと向き直った。
月に背を向けて一歩ずつ歩を進める。
月明かりを遮るひさしの作り出した陰に右足を踏み入れた。
次の瞬間。
ブ・・・ブンッ ジジジ・・・
ジャイアン「???」
ハエの羽ばたきのような耳障りな音が聞こえてきた。
それとともに、にわかに風がざわめき、木々や草花を揺らす。
尚も怪音は鳴り続けている。
ジャイアン「・・・な、なんだ!?」
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