過去ログ - モバP「新しくアイドルプロダクションを作った」
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2:むぶろふすか ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/16(木) 00:25:26.25 ID:R6BEvH9r0

 世の中そう甘くない。自分の手でここまで来れたけど、こんなんでこれから上手くやっていけるだろうか……

 ――って、自分で起業するぐらい、俺はこの仕事が大好きじゃないか。今から弱気でどうする。ここまで来たら絶対アイドルになってくれる人を見つけてみせる。

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 00:27:31.82 ID:aG5KV5Ks0
今回も期待


4:むぶろふすか ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/16(木) 00:32:00.59 ID:R6BEvH9r0

「見つからないなぁ……」

 いつの間にか夜になっていた。気がつかないうちに相当な時間歩き回っていたらしい。だが、未だに一人もアイドルになってくれる人が見つかっていない。なってくれそうな人はそれなりにいたが、流石に所属アイドルが一名もいないのは問題のようだ。当たり前だが。

以下略



5:むぶろふすか ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/16(木) 00:48:00.08 ID:R6BEvH9r0

 星の観察に飽きて、そろそろ事務所に戻ろうかと視線を戻した時、視界に映る一人の少女に、思わず目が留まった。その少女は、夜空を見上げて佇んでいた。

 女性にしては身長がやや高く、少し華奢だが体つきはとてもいい。不健康に思えるほど白い肌に、整った顔立ち、透き通るような青い瞳、そして、道行く人々の興味を惹く、肩まで伸びる銀髪。
 真っ白なジャケットと黒いTシャツに、濃い青のジーンズを着こなしている。少女は日本人の顔立ちではなく、ロシア人やアメリカ人のような……分からないが、とにかく、西洋系の顔立ちだった。
以下略



6:むぶろふすか ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/16(木) 00:55:14.84 ID:R6BEvH9r0

 気がつけば、少女の近くまで歩み寄っていた。本当に、傍から見たら変質者である。

「なぁ、君――」

以下略



7:むぶろふすか ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/16(木) 00:57:54.40 ID:R6BEvH9r0

「ヤー……私に何か、ご用ですか?」

 差し出した名刺には目も暮れず、その青い瞳は俺の目を捉えて離さない。

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 01:06:01.86 ID:wVRZYADAO
総選挙二位のあーにゃん!


9:むぶろふすか ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/16(木) 01:17:38.43 ID:R6BEvH9r0

「……そう、アイドルだ。君なら、どんなアイドルよりも輝けるって思ってる」

 何を言ってるんだ俺は……ナンパじゃないんだぞ。一人焦るものの、彼女は無表情のまま特に反応は示さなかった。目を見開いたまま微動だにしてない。

以下略



10:むぶろふすか ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/16(木) 01:19:36.68 ID:R6BEvH9r0

 俺は、後ろ髪を引かれる思いでその場を立ち去った。

 少し離れた所で、未練がましく一度だけ振り返る。

以下略



11:むぶろふすか ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/16(木) 01:20:21.09 ID:R6BEvH9r0
寝ます。
のんびり書いていくので更新遅いかもしれません、ごめんなさい。


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 01:21:44.11 ID:aG5KV5Ks0
乙です
今回はハッピーエンドだといいな


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