過去ログ - モバP「幸子の見舞いに行くとするか」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 02:27:55.99 ID:4Tq6pmkmo
「どうしたんだよ。……理由もないなら、もう帰りたいんだけど」
「わかってます。わかってますとも」

 幸子はゆっくりと、何度もうなずいた。

「はっきり言ってくれ。俺にまだ何か用でもあるのか?」
「用、ですか。もちろんあります」

 幸子の瞳には強い意志が刻まれている、ようにみえた。
 よくみえなかったのは幸子がすぐ伏し目がちになってしまったからだ。
 それでも幸子は声を絞り上げ、上目遣いになりながらも――

「プロデューサーさんにお願いがあるんです」

 思ってもみなかったことを、

「ボク、汗をかいてしまったので」

 俺に、要求した。

「ボクの体を拭いてください。……お願いします」


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