過去ログ - モバP「幸子の見舞いに行くとするか」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 02:47:42.42 ID:4Tq6pmkmo
 風邪で寝込む幸子に対してどのように振る舞ってくれるかを確かめる。
 他のアイドルと同様に、お見舞いに来てくれるに違いない。
 でもあまり長くは居てもらえないだろうから、暇な日中に何をしてもらおうか画策していた。

 看病にかこつけて、してもらえそうなことには限りがある。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 02:49:53.65 ID:4Tq6pmkmo
 問題は次だ。思い出すだけで顔が熱くなってくる。
 体を拭いてほしい。……自分は何を言ってるんだろう、と自問自答が止まらなかった。

 肌を見せて籠絡しよう、という魂胆は全く含まれていない。
 これは彼が幸子をどんな風に思っているのか確かめる絶好のテストなのだ。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 02:51:35.24 ID:4Tq6pmkmo
 熱のこもる、ぼんやりした頭で想像する。
 もしもあの時ためらいもなく「タオルを貸せ」と言われていたら。
 後に引けなくなり、どこまで許してしまっていただろうか。

 腕……首回り……せ、背中? そのためには寝間着を……。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 02:56:17.95 ID:4Tq6pmkmo

 後日談、ということになるのか? まあいいや。
 幸子は無事に復調し、レッスン場で汗を流している頃だ。
 特に変わらない多忙な日々、だったはずなのに。
 俺と幸子の間には些細な変化が訪れていた。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 03:00:03.84 ID:4Tq6pmkmo
 レッスンを終えてぞろぞろと事務所に戻ってきたアイドルたち。
 幸子の足取りはおぼついておらず、しかし余力はあると言わんばかりに微笑を漂わせていた。
 涼しい風が吹いているようには見えないぞ、幸子。

 と、観察している場合ではなかった。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 03:02:03.42 ID:4Tq6pmkmo
 余計な副詞がついてしまっているけどこれが限界だった。
 幸子はというと、きょとんとしながら俺のほうを向いていた。

 久し振りに目と目を合わせての会話。
 ……とはならなかった。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 03:05:03.92 ID:4Tq6pmkmo
 いろんなものを取り戻した幸子が次から次へと喋りだす。
 いつも言ってるじゃないですか、あなたの目は節穴ですか、ボクの何を見てきたんですか。
 そんなようなことを矢継ぎ早にまくし立ててきた。
 
 溜まっていたものが爆発しているのだろう。……うぜぇ。
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 03:11:44.37 ID:4Tq6pmkmo
おわり

幸子で書いたのがこれで10個目?ということで地の文に挑戦したらひどい事になった
規制さえなきゃvipで気ままに書けるのに口惜しや


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 03:23:04.67 ID:kY/npXhNo
i.imgur.com
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輿水幸子(14)


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 11:18:28.67 ID:jeeRoTFVo



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/16(木) 13:40:54.85 ID:zbnxd7SXO
幸子はカワイイなー


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