過去ログ - 生徒会長「……男君」    男「かしこまりー」
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12: ◆U5RjLhlixE[saga]
2013/05/16(木) 21:30:29.04 ID:1uOHTV/Lo
 >>10 あなたとお酒飲んだら絶対楽しい。ありがとうございます。
 _ _ _ _ _

生徒会長(体育倉庫。重い物あるだろうし、一人ですぐに終わるかな……。他の仕事もあるのに……)

男「あっ、会長お疲れ様ですって、うひょー! ジャージに着替えた上に、髪を後ろで縛ってる会長だぁあ! 学年違うからこそ、貴重度が鰻登りだぜぇ!」

生徒会長「…………男、君?」

男「はい、僕ですよー。まったく、こういう仕事を女の子一人にさせるとかありえんですよね」

生徒会長「なんでいるの?」

男「なんで、って備品調査があると聞いたからですよ」

生徒会長「私、今日は仕事ないから帰っていいと、昼休みに教室へ行って友君に伝言頼んだ。男君、いなかったから」

男「はい、ちゃんと友から聞きましたよ。すみません、あの時は空けていて。というか、携帯持ってるんですから、いい加減メール機能使いましょうよ。携帯が泣いちゃいますよ? 今度教えます」

生徒会長「聞いているなら、なんで……?」

男「……嘘が下手なんですよ、会長は。いつも忙しそうにしてるのに今日だけ何もないなんて、おかしいと思いに決まってるじゃないですか。ちなみにおかしいと思って調べた結果、ここにいるという訳です」

生徒会長「…………うぅ」

男「それで、どうして嘘が嫌いな会長が、あるものをないと言ったんですか?」

生徒会長「……最近、男君に頼りっぱなしだから一人でやろうと思って。それに、私に任された仕事だし」

男「……そういうことでしたか」

生徒会長「うん、だから今日はもう帰ってゆっくり……」

男「会長」

生徒会長「なに?」

男「お馬鹿さん!」

生徒会長「え……?」

男「会長の気持ち、僕、嬉しいです。感動しています。けど、喜べないです。言い方は大げさかもしれませんが、会長の自己犠牲の上で成り立つ労いなんて、僕は欲しくないです」

生徒会長「……」

男「生意気なことは分かってます。自分勝手なのも承知の上です。でも、やっぱり僕は嫌なんですよ。会長が一人で仕事をするのは」


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