過去ログ - 生徒会長「……男君」    男「かしこまりー」
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191: ◆U5RjLhlixE[saga]
2013/06/25(火) 00:06:55.65 ID:Gz0DhWwFo



「ふふ、わざわざ贄の方から来るとはな」

男(今度は……魔女? どうしてこの人だけ上から下まで完全装備なんだ……)

「私はやけくその魔女。贄よ、答えなさい」

男「……無理やりやらされてるんですね」

「思い出すから言わないで…………喉のこと聞いてるから、無理に喋らなくていいわよ」

男「はい」

「あなたは贄。しかし、あなたはもう一人の贄と再会するために、何が何でも進まねばならない」

男(もう一人の贄って会長のことかな?)

「なので、譲渡してあげます。あなたにとって大切なものを代わりに置いていけば、あなたのことは見逃しましょう。もう一人の贄と再会するために、大切なものを置いていきなさい」

男(つまり、次に進みたかったら、会長と同じかそれ以上に大切なものを置いていけってことか。……これって結構難しいこと言ってるような?)

「どうですか? それをする覚悟がありますか?」

男(でも、物理的に持ってないとこれはクリアできないような…………覚悟か、もしかして、こういうことかな?)

男「はい」

「大切なものを手に入れるために、別の大切なものを捨てる勇気があるというのですね?」

男「はい」

「……久々に骨のある贄です。いいでしょう、こちらの道へ……先に進みなさい。ふっはははは、あなたの気概に触れて清々しい気分ですので、何も置いていかないで結構です」

男(完全に棒読みっていうね)

「さぁ、行くのです挑戦者よ」

男(思った通りこういう展開だったか。やっぱり全体的にノリは西洋ファンタジー風みたいだ。……これをそうだと言うと怒る人もいるかも知れないけど)

「はぁ……何よ、贄って……」

男(……お疲れ様です)



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