過去ログ - 生徒会長「……男君」 男「かしこまりー」
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◆U5RjLhlixE
[saga]
2013/06/25(火) 22:01:24.03 ID:Gz0DhWwFo
男「そうだったんですか。……なんか凄いですね」
生徒会長「凄い?」
男「一子相伝! とはちょっと違うかも知れませんけど。親から子に伝わっているものがあることが、なんか不思議というか、感動というか」
男(そういえば、会長がお母さんとのことでよく思い出すのが、髪を梳いてもらっていた時のことだって、女先輩が教えてくれたっけ。やっぱりこうやって髪を弄ることにいろいろと思い入れがあるのかな?)
生徒会長「お母さんから、私へ伝わったこと……」
男「会長?」
生徒会長「そっか、だから、私……」
男「どうかしましたか? どうして、そんな顔を……」
男(突然すぎて理由が分からない。なんで会長は泣きそうな顔をしてるんだ?)
生徒会長「……分かったの。私がこうしていることが好きな理由」
男「僕の髪を梳いていることが、ですか?」
生徒会長「うん。……いつも不思議だった。こうやってると、とても落ち着けた。穏やかな気持ちになった」
男「……」
生徒会長「昔ね、私が落ち込んでたりすると、お母さんはこの櫛を取り出して梳いてくれた。名前のないメロディを口ずさみながら、理由は聞かないで私が落ち着くまでずっとやってくれたの」
男「……はい」
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