過去ログ - 生徒会長「……男君」    男「かしこまりー」
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299: ◆U5RjLhlixE[saga]
2013/06/26(水) 00:05:43.53 ID:dhF3zCRXo

生徒会長「男君は、私がお母さんの櫛とあなたとで迷ったことを何とも思わないの?」

男「何も思わないわけではないです」

生徒会長「なら……」

男「けど、会長の気持ちを考えれば、それも仕方がないと思いました」

生徒会長「え?」

男「大切なお母さんが亡くなってから、長いこと形見の櫛とそれにまつわる思い出を心の支えにしてたんですよね?」

生徒会長「……うん」

男「それを捨てろって言われて、はいわかりましたと簡単に頷けるものじゃないこと、理解しているつもりです」

生徒会長「……男君はそれでいいの?」

男「今日たくさんのことがありましたけど、それでも会長を好きだって気持ちは揺らぎませんでした。今日の僕の行動の全ては会長のことが好きだってこと、ただそれだけに支えられてました」

生徒会長「……」

男「……」



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