過去ログ - 生徒会長「……男君」    男「かしこまりー」
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35: ◆U5RjLhlixE[saga]
2013/05/16(木) 22:10:34.24 ID:1uOHTV/Lo

生徒会長「…………」

女先輩「何かをしていても、何もしていなくても。誰かといるときも、一人でいるときも。君はいつも同じ表情で、淡々と物事を進めていた。まるで、ロボットが与えられた指令をただこなすだけであるかのように」

生徒会長「そう、だったのかも知れない。男君と会うまで、私は誰かに言われるままに動いていた」

女先輩「……ふふっ」

生徒会長「急に笑ってる」

女先輩「いや、ね。普通、こういうことは簡単に話せることじゃないのに、君はどんどん言えるんだなって」

生徒会長「……そうかな?」

女先輩「そうだよ。……きっと、会長ちゃんは今の自分が好きなんだね。自信を持てているんだね。だから、昔の自分を真っ直ぐ見つめることができて、しっかりと対比することができる。全部が、男のおかげだ」

女先輩(……同姓に恋慕の情を抱くつもりはないが、しかし、やっぱり、なんというか……嫉妬してしまうよ、男。君の功績に」

生徒会長「……多分、女ちゃんの言うとおりなんだと思う。だけど、それだけじゃ、ない」

女先輩「だけじゃない? 他に何があるというんだ」

生徒会長「女ちゃんも、私を変えてくれた」



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