過去ログ - 初音ミク「マスターの長い夏休み」
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229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/19(水) 18:10:31.17 ID:d1SgmHNO0
ルカ達の姿は暗いため良く見えず、どの辺にいるのかよくわからなかった。
ただ声の聞こえてきた方向から見ても俺たちがいる場所よりかなり離れていると感じられた。
「くそっ、ミク待ってろ」
その場で上着と靴を脱ぎ、水に飛び込もうとする。
ネル「待って、助けに行くつもり?」
「あぁ」
ネル「電気がつくまで待てないの? 明かりのないプールに飛び込んでどこにいるかもわからないミクを探すなんて海に沈んだ指輪を探すようなものだ」
ネル「それに焦らなくてもミクは防水性なんでしょ? 水の中でも平気なんじゃ……」
「その指輪が大切な人にあげるものだったら俺は喜んで探すね。一刻でも早くミクを助けたい」
ネル「ちょっと待てって!!」
勢いよく水の中に飛び込む。昼間のように客の声がないため、水音がプール中に良く響く。
ミク(体がどんどん沈んでいく……)
ミク(そういえばマスターと泳ぎの練習したけど結局泳げなかったな……)
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