過去ログ - 初音ミク「マスターの長い夏休み」
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290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 19:40:04.57 ID:dxEu+WrE0
「じゃあ、かけるから歌ってみて」

ミク「うん」


その歌詞にはマスターとミクが築いた信頼関係が記されていた。
一人じゃ広過ぎた部屋で出会った。暑かったあの夏。
水が怖くて、戸惑っていたのを後押ししてあげたあの夏。
君と二人で見たこぼれおちそうな星空はまだ目に焼き付いています。
本当はすぐに君に伝えたかったけど遅くなってしまった。
だけどやっと君に届けられそうだ。
君との夏休みもっと長ければと今も思うよ。

「ミク?」

ミク「……」

ミク「……マスター、ちゃんと聞こえたよ」


彼女の瞳から出た滴が頬を伝う


(泣いている…… 機械なのに)

ミク「私、全部思い出しました」

ミク「この歌が私の記憶を……」

ミク「ご主人様、この歌を創った人がマスターです!! 間違いありません」

「本当!?」

ミク「私、この歌をマスターに歌ってあげないと!! ご主人様、マスターに会わせて!!」

「わ、わかった。ミクさんがそこまで言うなら連絡をとってみる」



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