過去ログ - 初音ミク「マスターの長い夏休み」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:13:24.85 ID:KQtMO4xf0
「たしかに15時からだが上がってくる前に○○さんのところにいって商談してくるという流れだったろ?」
血の気が引く――
すっかり忘れてしまっていた。おまけにそこの商談先はかなり重要で
失礼なんてあってはならない大事な取引を行う予定だった。
「すみません。ちょっと、その、えっと。い、今自宅でして……」
「自宅? どういうことだ? なぜ自宅にいるんだ?」
「あの、わ、忘れてしまっていて…… 今すぐ連絡して向かいます」
「……そうしなさい」
上司は怒ることなく静かに電話を切った。
それが逆に怖かった。確かに今日は猛暑だが今までの人生でかいたことのないぐらいの汗の量だった。Tシャツをしぼると汗が出てきただろう。なぜか暑いくせに鳥肌がたっていた。
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