過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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100:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/06/08(土) 23:10:18.82 ID:nMwct0Kc0
>>99

(スタイルいいな…)

セミロングの髪の毛を手でざっと除けて脱衣しているのに横目を走らせると、
年下のナツメグから見たら千雨は知り合いのちょっと綺麗なお姉さんと言った所だ。

元々はリアルの人間関係に余り強くなかった性格と
年頃から来る自信過剰の逆の無意味なコンプレックスにより、
ネットアイドルとしては修正の限りを尽くしている千雨だが、
この年代の少女としては素の見た目としても悪くない、結構イケてる方だ。

自然なセミロングヘアに顔立ちも整って、笑うと可愛いとフラグっぽい属性も伺える。
ネトアとしてはバン、と、一見して分かる修正を施している千雨だが、
年の近い下級生として今千雨の素のままに遭遇しているナツメグから見ても、
その体つきは大袈裟に言えば年上の女性として十分大人っぽい。

普段余り目立たないのはむしろ均整が取れているからで、
一歩二歩先んじてバランスよく確実に膨らみ成熟している千雨の姿は、
年下のナツメグが素直に羨む所だった。

 ×     ×

一般生徒には知られていない大浴場「涼風」裏スケジュール。
つまり、通常の使用スケジュールから外れた時間帯の一部も使用可能となっており、
しかるべき地位にある者が裏から便宜を図る事が可能となっている。
その裏スケジュールの使用を許可されたと言う事で、
佐倉愛衣は左右に仕切り壁があるタイプのシャワーブースに入り、汗を流していた。

「いっ」

治癒魔法も使っておいた筈だが、漏れがあったのか染みる所もある。
あれだけの本格戦闘は久しぶりだ。お湯を浴びながら、体の節々に疲れが響いている。
きゅっとダイヤルを回して湯を止め、これからを頭に浮かべてつと下を見る。

「んっ」

腕を掲げて一つ、背伸びをして、愛衣は扉を開きブースを出た。


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