過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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27:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/05/20(月) 23:09:13.76 ID:VHmObUUq0
>>26

「リアル遭遇だっ!」

叫んだ千雨が、じろっと周囲を見回す。

「…二人分、食うか?…」
「おうっ」

千雨が、小太郎の肩をガシッと掴んで言った。
言い出しっぺとして、自分が退く訳にはいかない。
店を飛び出した千雨は、心の中で叫んでいた。

(不幸だあぁぁぁぁぁ)

流石に残りの面々もそれなりに急いで注文を平らげ、
窓際のテーブルからどがしゃーんと轟音が響き
ぞろぞろと店内の客が引き揚げるのに合わせる様に店を後にした。

 ×     ×

「あっ、いた」

携帯で連絡を取り合いながら、楓と共にとある空中通路に駆け付けた夏美が、
通路の柱の陰で千雨の姿を発見した。

「それで、アリサ殿は?」

楓の問いに、千雨が親指を向ける。

「あれが、アリサさん?」
「ああ。で、あっちは何か、
初見のファンみたいだったけど、馬が合ってるらしいな」

夏美と千雨が言葉を交わす。その視線の先では、鳥撃ち帽を被ったアリサが、
アリサと同年代、高校生ぐらいの少年と談笑している。
黒髪がウニの様なツンツン頭の少年だ。そしてもう一人。


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