過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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:
ちさめンデュ
◆nkKJ/9pPTs
[saga]
2013/07/16(火) 14:52:48.83 ID:kQlxazpP0
>>315
「た、退却だ退却退却ーっ!いいか、これは決して敗走ではない、
あくまで総合的判断による転身と言うものであって!…」
「はいししょーっ!!」
「待てやゴラアアアアアアアッッッッッッ!!!!!」
本来力仕事は専門外の筈だが、這々の体で池を脱出して
行きがかり上完全にKOされていたチビ魔女二人を小脇に抱えて爆走するステイルと、
ぐにゃぐにゃにふらつく体をぎくしゃく立て直しながら必死に追走するメアリエの周辺の地面に、
ズガンズガンズガンと容赦なく杭打ち機の様な触手が打ち込まれる。
「おい」
「ん?」
「さっきのパンチ、なかなか根性が入ってたな」
「ああ、兄ちゃん強そうやな。雰囲気で分かるわ」
「「………」」
どっぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんんんっっっっっっっっっ
色彩豊かな煙に巻き込まれ、目が点になっていた愛衣と美琴に辛うじて理解出来たのは、
吹っ飛んだ何かが自動販売機を直撃したと言う事だった。
「やばっ、私達も逃げるわよっ」
「は、はいっ!」
× ×
「………」
神裂火織は、物思いに耽っていた。
例の弟子とか言うオテンバ達に引っ張られてる危なっかしさを懸念してこうして追い掛けて来た訳だが、
時既に遅し、こうなってはここで自分が出て行っても余計収拾が付きそうにない。
まあ、ステイルならなんとかなるだろう。
取り敢えず、神裂の手には空から降って来たデジタルビデオカメラ。
神裂はネセサリウスに相応しく生粋の機械音痴。
基本、距離と言う概念が限りなく無効化している神裂火織である。
何だか知らないけど何かの証拠品なら後で女子寮の面々にでも聞いてみよう。
そんな神裂の最大上司も、これ又そうである事が信じられないぐらいのハイテク愛好家である訳だし。
今回はここまでです。続きは折を見て。
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