過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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712:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/09/14(土) 04:01:42.26 ID:/ueW21f30
>>711

「命が助かっても、もう二度とこうしていられないかも知れない。
一つ間違えたら戦争の引き金を引く。

そうでなくても、色んな勢力が絡み合ってる今回の事件だ、
勝手に科学の学園都市に行ってイギリス清教も動いてる件で
政治問題になったら学園だって庇いきれない。
その時は、記憶を消されて学園追放でもマシってぐらいだ。

そうなったらネギ先生だって無事じゃ済まないし、
ネギ先生が進めて来たプランだってどうなるか分からない。
私達を思ってくれた人々にとんでもない大迷惑を掛けて怨みを買う事になる。
全ての信頼を失う事になる。

しかもだ、天秤は北半球丸ごとと人間一人。
選択肢次第では、私達は生き残っても前代未聞の大量殺人鬼って事になる」

「…つまり…」

一回か二回か、表情を微妙に変えた早乙女ハルナが黒髪を指で梳いて口を開く。

「オールクリアしちゃえばオールオッケーって事?」
「そういう事になるな」

千雨が呆れた口調で言った。
確かに、この面子なら、事、荒事であれば出来ない事を考える方が難しい。
遊びじゃない、いかに脳天気に見えてもそのぐらいの事は分かっている筈だが。

「綾瀬は?」
「私は、麻帆良の魔法生徒であると共に騎士です。
騎士として守るべきものがあるです。
騎士として、再会を約した仲間がいるです。妨げる者は、斬り払うです」

「ユエが行くってんなら、私の結論は一つでしょ。
これってネギパーティーのすっごい外伝になるよ。誰が見逃すかってーの!」
「と、言う事になれば、私も特落ちはヤバイっしょ」

ハルナに続いて和美がキツネの目で笑って見せる。


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