過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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740:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/09/16(月) 14:10:26.17 ID:UDSlCDwc0
>>739

「アハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
「何がおかしいっ!?」

挑発合戦であったが、
それにしても異様な笑い声についに土御門が声を荒げた。

「教えてあげるわ、今置かれている状況をね」
「分かりやすく頼む」

「あの女子寮には、特殊部隊のその道のプロが潜伏してるわ。
ハッタリだと思っているでしょう?残念ながら不正解よ」
「正解を、俺が納得出来る形で教えてくれないか?」

「ええ。難易度で言えばとびきり高い、でも、こちらも譲れない。
僅かな綻びであっても破綻する前に対処出来る様に、惜しむ事は何もなかったわ。

お陰で、今、この日この時この一瞬のためだけに、
とてつもない費用と時間を掛けて潜入させた業者に化けた特殊部隊が、
瞬時に身柄を確保して時間を稼ぐ手筈になっている。

もう、間に合わないわよ。
せめて無傷で解決したかったら、今日一日だけ大人しくしている事。
それだけでいいの。今日一日だけ連絡を絶って大人しくお茶でも飲んで待っていてくれるなら、
それ以上の事をさせるつもりはないわ。
無論、向こうもプロだから、女の子一人に余計な事はしない」

「あー、そのプロって言うのは…」
「ええ、これまでも不可能と言われた数々のミッションを成功させて来た…」
「男三人女三人…」
「女と言ってもSPにしても突入にしても超一流、
隠密行動もパーフェクト、もちろんその辺の男…」

電話越しにごくりと唾を飲み込む音を聞きながら、
土御門は別に取り出した携帯のムービー機能を作動させる。


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