過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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834:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/10/01(火) 14:41:21.28 ID:bmsarv7h0
>>832のアンカは>>831
では続き

>>833

 ×     ×

「………絶好調だな………」
「魔法を学ぶ者として、聞いてはならない名前を聞いた気がするですが…」
「今の、ヒュドラ?」
「見た目はそうですね」

千雨が呆れ返り、夏美の問いに夕映が頷く。
「なんつーか、あんまし心配するの馬鹿らしくなって来たって言うか、
さすがは科学の学園都市か?」

呆れる千雨の横で、夕映が思案している。

「これで済みますか?」
「何?」

「レディリーは形振り構っていません。その必要が皆無だからです。
だから、科学と魔術の混合技術、それも不完全なものを惜しげもなく投入して来ているです。
バレたらどうなるかとか、それによる科学と魔術の紛争など知った事ではない、
むしろ、今であればそれをやってくれる方が有り難い」
「今、そこで科学と魔術が衝突したらそれこそ思う壺か」

「その通りです。最悪、科学サイドが既存の魔術サイドのテロと考える、
その逆も又あり得る、そういう事です。
とにかく、莫大な資産と侮れない情報網、そして数百年の知識。
その全てを今夜一晩、その一瞬のためだけにつぎ込んで来ている相手です。
捨てるものが何もない、何しろ全てを捨てる事それ自体が目的なのですから」

夕映の指摘に、一同は改めてぞおっとした。


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