過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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848:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/10/02(水) 15:22:09.65 ID:1oPw+Rgx0
>>847

「本物の、掃除屋」

刹那が小さく呟く。
裏側の作業で後が大変なハイパワーで暴れるの者がいるぐらいだから、
その後始末をする専門家がいてもむしろ当然だ。
拳銃の弾幕の後に、白ずくめの何人かが突っ込んで来た。

刹那が夕凪を振るうと、その者達はささっと距離を取る。
それでも、一人は刹那に叩きのめされた。
突っ込んで来た面々は、手に大振りの軍用ナイフを握っている。

「佐倉さん、自分の距離を保って下さい」
「了解です」

愛衣は、ぶわっと炎をまとった箒を振るってから、
無詠唱の火炎弾で相手を牽制する。

「発火能力者か」

白ずくめから呟きが漏れる。
愛衣も、飛んでくる弾丸から我が身を防御しつつ、意外と当たらないすばしっこさにじれて来る。
刹那は夕凪の棟を肩に掛け、油断無く相手を伺う。

裏の掃除屋。出動する場所が場所である以上、
無に帰すると言うその作業が妨げられるならば、その妨げごと無に帰する。
そして常に遭遇の機会がある裏側の危険から我が身を守り、
作業の信頼を保持するだけの力量を持っている。

今回はここまでです。続きは折を見て。


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