過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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851:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/10/05(土) 02:59:16.61 ID:/39ukUIQ0
まずは言っておこう。
ブラボーと。
お疲れ様でした。何はともあれ、楽しませてもらいました。

ああ、そう、あの人海外行っちゃうんだ、ふーん………

感想どうもです。

時刻もよろしい頃合ですか。
それでは今回の投下、入ります。

>>848

 ×     ×

華奢な少年。
「社長」が見た最初の印象はこうだった。
少々物騒な清掃業者を率い、本業では無いが必要に迫られて技術力のあるサブ業務、
つまり、この文字通り死屍累々の血腥い巷で目撃者を消す。

そのために、学園都市の地下の広場で二人の少女を包囲していた所、
広場から地下道に出る通路の入口にその人影は立っていた。

その人影は、キャップを目深に被り、黒いTシャツにショートパンツと言うラフな姿。
その体全体もパンツからすらっと伸びた脚もどこか成長途上の脆さを感じさせる。
取り敢えず、この場合も、余り気の進まないセオリー通りに事を進めるしかない。

「社長」の顎の動きと共に、
「社長」同様白い繋ぎにゴーグル、マスク姿の面々が通路の入口に向けて一斉に発砲した。

 ×     ×

それは、瞬時、と言っても良かった。
更に増加した目撃者に対して、裏の業者が裏のセオリー通りの事をやろうとしている。
それを察知した佐倉愛衣は、とっさにその通路に向けて防御力のある小さな火炎竜巻を放った。

だが、新たな登場人物はタンターンッと
通路入口の真上の壁に飛び付き壁を蹴って前方に大きくジャンプしていた。

そして、そのまま一直線に広場中央近くの佐倉愛衣と桜咲刹那の元へと突っ走って来る。
放たれる銃弾を物ともせず立ち塞がる白ずくめを叩きのめして。
背中合わせに立っていた刹那と愛衣は、
とっさにその乱入者を加えた三方向を見るシフトに切り替える。


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