過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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855
:
ちさめンデュ
◆nkKJ/9pPTs
[saga]
2013/10/05(土) 03:20:46.02 ID:/39ukUIQ0
>>854
「ホントーに無茶苦茶してくれます」
「後は野となれ山となれを地でいってますね。
それでは、私達ごときが出来る事は精々限られています」
刹那が言う。
「科学の学園都市にいるのは知っている人であれ知らない人であれ、人は人。
そこにヒュドラが現れたらどうなるか、
エンデュミオンによるレディリーのもくろみが成功したらどうなるか」
「どちらにせよ、それに関わっているのが魔術であれば、
止めるのは魔法使い、です」
一度頷き、愛衣が落ち着きを取り戻した。
「瓦礫の山もノアの方舟も御免ですから」
× ×
異臭が近づいてくる。
その正体が分かったのは、地下道が三叉路になった合流点だった。
「これは、魔物?ヒュドラ…」
「違いますね」
丸焦げになって転がっている何かを見付け、
スタスタと近づいた刹那がその巨大な炭化物をこんこん叩きながら愛衣の言葉を否定する。
「銃創が大量にあります。
ほぼ炭化しているので分かりにくいですが、これは恐らく蟲…」
「ワームですか?」
愛衣の言葉に刹那が頷き、周辺から肉片などを探知する。
「状況の不自然さ、遺留品から見て蟲使いが噛んでると見るべきです」
「でも、燃え方の状態から見て、これを焼いたのは科学の炎です。
蟲使いと科学サイドが衝突したと言う事ですか?」
「総合するとそういう可能性が出て来ます。
急ぎましょう。そんな状態が続いたらいよいよ収拾が付かなくなる」
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