過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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893:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/10/15(火) 04:48:30.77 ID:nIYijye00
>>892

(この程度なら、強くても魔獣の範疇)
(魔獣退治は)
((魔法使い・退魔師の仕事!!!))

しかし、それでも黙って終わるヒュドラでもなかった。

「風楯っ!!」
「独鈷錬殻っ!!」

未だ数で勝るヒュドラの首が、二人の動きを学習してか、
毒液の遠距離攻撃や複数攻撃が段々と洗練されている様だ。
ヒュドラ退治に必要な斬首から焼却の二段攻撃が容易ではない。
その間にも、人の身である二人の体力は限界近くまで消耗していく。

「あうっ!」
「くっ!」

翼で飛翔する刹那と箒に跨る愛衣が衝突しそうに空中で絡む。
そこに迫るヒュドラの攻撃。
二人が回避しようとした瞬間、二人の間で下水からどぱんと水柱が上がった。
二人は下水の岸に着陸し、その間にも下水からどぱん、どぱんどぱんと
ヒュドラを超える高さの水柱が上がってヒュドラを牽制した。

「もうグロッキーなのかしら?」

この場所に繋がる下水道の一つからツカツカと現れたメアリエが、
そう言いながら、バッ、と箒をヒュドラに向ける。
下水から噴出された強烈な水流がヒュドラの顔面を次々と直撃する。

「このエリア単位の攻撃魔法。
一度だけ、呪文を詠唱する時間が欲しい。出来ますか?」
「誰に言ってるの?」

愛衣の問いにメアリエが鼻で笑い、愛衣と刹那が頷き合う。


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