過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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929:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/10/23(水) 15:25:16.10 ID:HO3WYhHs0
やっちまった…
>>889->>890
の間、丸々一ページ抜けてた…
しかも、かなりいい所だし。

>>889->>890の修正版投下します。
投下入ります。

>>888

「上手く、逃げたみたいですね」

刹那が独鈷の結界を張る中で、愛衣が闇の奥を見て言った。

「そうですね」

刹那がぼそっと言う。
そして、深呼吸をする。

「桜咲さんっ!?」

愛衣が、今度こそ悲鳴を上げた。
詠唱した愛衣の放った巨大火球がヒュドラに叩き付けられるのと、
刹那が翼を広げてヒュドラに突っ込んだのはほぼ同時だった。

火球が爆ぜ、ヒュドラが悲鳴を上げた、時には既に刹那は刃を振るっていた。
標準建御雷が次々と首を跳ね飛ばし、巨大建御雷に込められた魔力熱がその切り口を焼き潰していく。
問題は、刹那の異常なスピードと、
そのために使われている魔力がどれほど巨大なものであるか、と言う事だ。

「く、っ」
「風楯っ!!」

いまだ蠢く首のただ中、空中でくらっと傾いだ刹那の隣で愛衣が防壁を張る。
独鈷結界で壁を作りながら、刹那が減殺された衝撃を受けて弾き飛ばされる。

「う、おお…」

空中で体勢を立て直した刹那が、再び建御雷を振るおうとする。
それよりも速く、目の前に迫っていた首に火球が叩き付けられる。


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