過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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952:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/11/12(火) 04:20:07.62 ID:BnE3V7vz0
>>951

 ×     ×

「………なんとか、なったみたいだね………」

衝撃が収まった後、窓から外を見て夏美が言う。
そこは、巨大な格納庫の様な空間だった。
そこから宇宙服を装着し、
手順に従い中継ステーションの業務エリアに潜入するまでは描写を省略させていただく。

「取り敢えず、こっちで用意した地図は渡ったな?
こっちで把握したデータだと、
既にこのエンデュミオン内を得体の知れないエネルギーが流通している。
この流れも把握した」

通路を進みながら、既に宇宙服を脱いで身軽になった千雨が一同に説明する。
そして、エレベーター脇の壁のパネルとノーパソ化した「力の王笏」をケーブル接続する。
程なく、エレベーターが到着する。

「じゃあ、頼んだ」

エレベーターに乗り込んだのはフェイト軍団と綾瀬夕映だった。
扉が閉まり、エレベーターが上昇する。

「あのエレベーター、重量制限で一度には今のが限度だ。
行き先は特別展望室に繋がるエリア、構造的にもそこがラスボスの間だ。
術式関連でどうこう出来るのはあいつらしかいない。

今のは準備してやったけどこの特別エレベーター、
マスターキー無しのハッキングだと、
一回一回中身を組み替えられて大きく時間を食うと言うか破れる保障も無いのがこいつだ」

千雨が、ケーブルを外して拳でパネルを叩く。

「こっからは分担作業だ。
私と朝倉でサブコントロールを抑えて出来る事がないかを調べる。
後のみんなはアリサの保護って事で、後は出たトコ勝負。行くぞっ!!」
「おーっ!!」


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