過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」
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955:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/11/12(火) 04:33:36.53 ID:BnE3V7vz0
>>954

「くっ!!」

背後からの一斉射撃に、ハルナが防護ゴーレムの位置を変える。

「地獄の番犬ケルベロス、入る者は咎めず出る者は決して許さない」

夏美が呟いた。

「うらあっ!!」

小太郎が、その真ん中の頭の横っ面にいいパンチを叩き込む。
雄叫びを上げたケルベロスがドドドドドと小太郎を追跡し始めた。

「おおっし、犬同士仲良くいこかあっ!!」
「雑魚は任せて先行ってっ!!」

ハルナの防護ゴーレムが背後からの銃弾を阻止し、
攻撃ゴーレムが蜂の巣になりながらも黒ヘル部隊に突っ込んでいく。

「頼んだっ!!」

千雨が叫び、扉に走る。
金色に輝く小太郎とケルベロスがギリギリと力比べをしている間に扉が開いた。

 ×     ×

「てな感じでどんだけ火力が要るか分からないっ!!」

科学の学園都市エンデュミオンシティに到着した桜咲刹那が、
千雨からの電話で概略を説明されていた。

「麻帆良学園とはフェイトが話を付けた。
こっちの調べじゃあアクセスポイントがもう一箇所ある。
但し、場所は成層圏だ。
麻帆良学園が用意する道具で成層圏のポイント近くまで吹っ飛んで、
後は桜咲が気合いで突っ込む、お前なら何とかなるだろう、って話だ。

但し、流石にそこまでの距離と正確性で移動できる機械ってなると
麻帆良学園でも簡単には用意出来ない。
時間ギリギリか間に合わないか、
とにかく、手伝ってくれるってんなら連絡とれる様にしててくれっ」


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