34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/20(月) 06:19:36.63 ID:kVieGjdco
◇
目が覚めたとき、シラユキの姿は既になかった。
起き抜けの気怠い気分のまま、窓の外から変わらず聞こえる雨の音に、しばらく耳を傾ける。
夢。奇妙な夢。なんだったのだろう?
妙に不安にさせられる、嫌な夢だった。
……あまり気にしても仕方ない。わたしはベッドを抜け出す。
朝食の時間がきたらシラユキが起こしにくるはずだから、まだ朝早い時間だろう。
わたしは少し迷ったが、いちど自室に戻ることにした。
何かが、気がかりだった。でも、それがなんなのか分からない。
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