505:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/17(月) 07:06:23.17 ID:IMrWsM59o
「この世界でずっと生きられるなら、たしかに幸せかもしれないな。
でも、実際にはそうじゃない。この世界で作り上げられる永遠は偽物だろ。
実際にずっと暮らせるわけじゃない。単に時間の流れが止まるだけだ。それを永遠と呼ぶだけだ」
「そうかもね」
とわたしは言った。
「ただ生きてるのが嫌になっただけだったら、なんでこんな場所を作ったんだ?」
わたしはその問いに答えようとして、ふと疑問に思う。
――なんでだろう?
なぜ、わたしはこんな場所にやってきたのだろう。
……シラユキがいなくなったのが悲しかった。
なくなってしまうなら、どんなに大事に思っても、意味なんてないと思った。
だから……。
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