72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/22(水) 08:14:45.19 ID:vaaX809Zo
「部屋で休んでいた方が……。鍵だって一応ありますし」
「その部屋に、誰かがいるかもしれないんだってば」
「でも、屋敷の中に既に侵入されているとしたら、どこにいても関係ないですよ?」
「もし別々に行動して、どちらかが不審者に襲われたらどうするの」
「襲ってくるような相手なら、今までに襲われている気がしますが……」
それを思えば、そうなのだけれど。でも、離れる気にはなれなかった。
「それに……」
と、シラユキは一度何かを言いかけたが、それを引っ込めた。
それから、気を取り直すように言葉を続ける。
「ひょっとしたら、村長さんが言っていた空き巣かもしれません」
「……空き巣」
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