過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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131: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/05/30(木) 02:45:08.36 ID:+qj89IRH0
ケイは組み敷いたイズルの顔を見据えながら、軽くキスをした。
一度ではなく、触れるだけのさっきの濃厚なモノとは違う簡素なそれを何度も繰り返す。
最後にはまた舌と舌を絡め合う。
貪るように、互いの存在を味わうように。
こういった行為は未経験のはずなのに、二人はたどたどしさをあまり見せずに快楽を与え合う。

「…イズル」

インターバルに息を吸いながら、ケイはその名を呼ぶ。
その存在を確かめるように、その細い身体を抱きながら。

「……ケ、イ」

ケイの下、目を動揺に揺らすイズルが呻くように呟く。
何かを言おうとして必死に唇を動かせようとする彼の言葉を、ケイは黙らせようとはしない。
呼吸を整えて、彼は一言告げる。

「ダメ、だよ。こんなこと」

「――――」

その言葉に、ケイは反応しない。
イズルの言葉の意味を理解しているはずなのに、心がそれを嫌がっているような感覚がする。

――ダメ? 私じゃ、ダメ?
私に魅力がないから? 私をチームメイトとしてしか見れないから?
イヤ、そんなのイヤだ。


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