過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/17(月) 13:18:44.62 ID:Dn+zRoJTo
乙!


250: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:10:59.57 ID:A+xB5LVX0
どうも。今回はスルガのお話を一つ。


251: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:11:47.05 ID:A+xB5LVX0
――アタル、とどこかで俺の名前を呼ぶ誰かの声がした。
慈しむようで、聞くと心が安らぐようなそれに、俺は自然と頬を緩ませていた。
……感覚がした。

それから、背中に回される二つの手の感触。
以下略



252: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:12:37.64 ID:A+xB5LVX0
「おう、起きたか」

食堂にはまだアサギしかいなかった。
珍しいなと思いつつ、俺は席に着く。
タマキはともかく、イズルやケイがまだいないなんて、ちょっといつもと違った。
以下略



253: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:13:14.18 ID:A+xB5LVX0
「ほら、今日もカレーでしょ?」

そう言うと、お姉さんはいつもの俺専用の特製カレーをテーブルに置いてくれた。
毎食カレーは飽きるだろ、というヤツはいるが、これも武器と同じで俺のアイデンティティってモンだ。

以下略



254: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:13:52.71 ID:A+xB5LVX0
「さて、と」

どうするか。今日は何もなくて暇だし。
とりあえず、きっちりとカレーを食べきって食堂を後にした。
アサギの話によれば、イズルとケイはどっかに出かけて、タマキはオペレーターの一人と出かけたらしい。
以下略



255: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:14:35.61 ID:A+xB5LVX0
「えーっと、あと確かこれが足りなくてー」

「お、おねえ、さん?」

「んー?」
以下略



256: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:15:13.39 ID:A+xB5LVX0
お姉さんの話はシンプルにすると、こうだった。
食堂の食材が不足している。
…これだけ聞くと、さっきの俺の言葉通りだ。
が、その単純な話に問題が発生した。

以下略



257: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:16:37.48 ID:A+xB5LVX0
「はい、これで全部ね」

「…だー」

間の抜けた声を上げながら、俺は地面にへたり込む。
以下略



258: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:17:28.50 ID:A+xB5LVX0
「はい、特別サービス」

「うっひょーっ!」

戻ったころにはすっかり昼を過ぎていた。
以下略



259: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/18(火) 03:18:39.16 ID:A+xB5LVX0
「やー、良かった。頑張った甲斐があるってもんよ」

それだけ言うと、お姉さんは俺の顔をじっと見つめた。
え、何? 何だこれは? 急にチャンスなのか? 俺のモテキなのか?
…というのは冗談だけど。
以下略



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