過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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293: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/19(水) 15:43:41.08 ID:Qr4C6Lv40





「やったーっ! 出来たのらー!!」

わーいわーい、と小さな子供みたいにはしゃぐタマキに呆れながら、私はテーブルの上をを見た。
そこには、完成した塩辛と白飯の大盛り、私のお菓子が並んでいる。
二人がかりではあったものの、タマキが料理に不慣れだったために、結構な時間を使ってしまった。
まぁいい。今は食事にして、この空腹をどうにかしたい。

「…さ、食べましょう」

私の声で、タマキは待ってましたと言わんばかりに素早く椅子に座った。
仕方ない子だ、と思うけど、特に何も言わない。
せっかく、自分が作ったということに満足感を得ているようなのだ。
水を差すのは悪い。

そうして、私はタマキとようやくお昼ごはんにする。

「いっただっきまーすっ!!」

「…いただきます」

声と同時にタマキは塩辛の皿を取り、白飯の上に載せて、一気に食べた。
実に美味しそうな動きを見せ、美味しそうに噛んで、タマキは笑顔を見せていた。

――はずだった。


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